TOP > 愛人募集中の小倉の美女
Jメールの掲示板には、少し前から「パパ募集」の投稿が目立つようになった気がします。
知らない方のために申し上げると「パパ募集」というのは、「私、あなたの愛人としてオマンコさせてあげるので、月々のおこずかいをよろしくね」という意味です。まあ、マンコの定期契約のようなものです。
私がいつも驚いてしまうのは、パパを募集する彼女たちの条件設定です。
平気で月に「20万」とか「30万」とか要求している女がけっこう多いんです。
で、プロフを確認したり、試しにレスを返して写メを送ってもらったりすると、まあ、たしかにそれなりの女子が多いのですが、中には、
テメエの面で、なにが20万だ! このスベタがあああ!
と、怒鳴りつけたくなるような女もまぎれています。
しかし、私はリサーチするだけで普段は「パパ募集」の手合いには手をだしません。いずれにしても私の経済状態ではたちゆかなくなるからです。
それなのに今回、心が揺れてしまったのは、その彼女があまりにタイプの女子だったからです。
彼女は色が透けるように白い和風美人でした。
それに彼女は「月契約」のほかに「都度」も設定していたんです。
都度。
はい、すなわちオマンコ1回、という意味です。
彼女は都度荷(つまり1回2万)と、わりと低めの料金設定をしていたんですね。
小倉駅近くの喫茶店で待ち合せた彼女は、写メよりずっと美しい女子でした。
歳は24才。
お上品な顔立ちながら、愛人経験が豊富なのか独特のいやらしさが感じられます。
彼女のパパになるには、当然ですがそれなりの経済力が必要です。相手だってそのへんを微妙にチェックしているはずです。この初顔合わせで私がしがないエロDVD屋のおやじであることがバレたら、すべてが水泡に帰す恐れがあります。
なので私はメールをしている段階から「企業向けプロモーションビデオの制作会社社長をしている」とウソをついていました。
「なんか楽しそうなお仕事ですね。最近、どんな会社のビデオを作ったんですか?」
「最近というと……津田屋官兵衛さんかな」
「官兵衛さん……?」
私は咄嗟に行きつけの蕎麦屋の名前を口にしていました。
「お蕎麦屋さんもプロモなんか作るんですか?」
「どうもこの官兵衛さんは今後、全国展開を考えてるらしくてね。二代目社長が広報活動にご執心なんだよ、はは、はははは」
「へえ……そう、なんですか」
このまま仕事の話なんかしてたら、すぐボロがでそうです。
そこで私はいかにも鷹揚な艶福家を装い、とりあえず一晩私と付き合ってくれないか、と提案してみました。
今後の事は、お互いそのあとで考えよう、と。
しかし、もちろん私と彼女に「今後」なんかありません。
私としてはなんとしても「都度料金」で、手っ取り早く彼女のオマンコを拝みたかっただけです。
彼女は一応私を値踏みしたのか、
「いいですよ」
こころよい笑顔で応じてくれました。
しかしながらそれは、私にとってじつに悩ましい夜になりました。
夜の彼女はあまりにエロチックでした。お肌同様オマンコの色素も薄く、小陰唇もクリトリスもじつに綺麗な桜色しています。
おまけにマンコの弾力も抜群で、私のデカチンをキュキュっといい感じに絞めつけてくれたうえ、彼女自身も私のチンコの性能を褒めちぎってくれました(もちろんお世辞も混じっていたはずですが)
ううううう。こんな女を愛人にしてええええ。
心からそう思いました。
しかし、私に支払えるのはとりあえず今回の都度2万が精いっぱいです。
「今夜はありがとう。帰ったらメールするよ」
私は岩城晃一気取りの渋めの親父を装ってそういうと、泣きたい気持ちでホテルをあとにしました(涙)。